夢の中

交通事故による高次脳機能障害を患ってからというもの、昼間目が覚めていても、外を歩いていても、半分意識が眠っているような不思議な感覚にとらわれている。

こんなことは、かつて経験したことが無く、歳をとって唯単にボケたのとはまた少し違うような気がする。自分のやる事為す事が全て覚束なく、生きてはいるもののこの先一体自分はどうなるのか不安になる。

終わりのない坂道

終わりのない坂道

2014年の2月、仕事帰りに自宅近くの国道で車にはねられた。

三途の川をわたり損ねて、生還したものの、丸1年に及ぶ病院生活を過ごして

2年後に自宅に戻ったけれど、リハビリはまだまだ続く。